iPadでお絵かきしたいんだけど、どのiPadを買えばいいの?
どのiPadが最適かは、その人によって違うんだよ。
「iPadで絵を描くなら、どれを買ったらいいの?」という質問への答えは、「その人の書きたい絵や、予算によって違う」です。
一言で「お絵かき用のiPad」と言っても、
- 「一番安く、お絵かきできるiPadが欲しい」
- 「印刷用の漫画も描けるようなスペックのiPadが欲しい」
- 「スペックが高ければ、中古でも構わない」
- 「どうせ買うなら、映像のような他の機能も充実させたい」
このように、用途や予算によってオススメのiPadは変わります。
この記事では、「お絵かきするためのiPad」を選ぶ基準をいろんな視点から検証します。
そのためには、
- iPadって何種類あるの?
- 種類によって何が違うの??
- なんでいろんなタイプがあるの??
といった、お絵かきとは直接関係ない、iPad自体の知識も多少は必要です。
だからこの記事では、前半でiPad自体の知識を解説し、後半でiPadの選び方について解説するよ
急いでいる人は、目次から読みたいところを調べてね
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- iPadの「種類」と「世代」の意味
- AirとかProとか…iPadの「種類」で見比べる
- 第7世代とか第2世代とか…iPadの「世代」で見比べる
- 比較ポイント①:対応するApple Pencil
- 比較ポイント②:自分の絵のレベルにあったスペック
- 比較ポイント③:画面の大きさ
- 比較ポイント④:価格
- 比較ポイント⑤:容量(ストレージ)
- 比較ポイント⑥:対応キーボード
- その他の比較点や気になる質問
- 現時点(2023年1月)発売中の最新機種 iPad比較表
- レベルに合わせたオススメのiPadの買い方について
- おすすめセット①【Webイラストや高精細以外のイラスト作成者・初心者におすすめ】コストを抑えられる普通のiPadセット
- おすすめセット② 【最安値で揃えたい人向け】あえて1つ前の世代を選んで、コストを最小限に抑える!旧式iPadセット
- おすすめセット③ 【高解像度のイラストを描く、プロ級の絵師の最高スペック環境】 iPad Proセット
- おすすめセット④ 【コスパよくプロ級スペック】 iPad Airでセミプロ環境セット
- この記事で紹介したアイテムまとめ
iPadって、いろんな種類が出ててややこしすぎない!?
大丈夫。今から、iPadのことが、すっきりわかるようになる解説をするよ!
最初に覚えて欲しいiPadの用語は「種類」「世代」だよ。
iPadは、「種類」と「世代」を見ることで、それがどんなiPadなのかがわかります。
現在発売中のiPadにはそれぞれ、種類と世代が割り振られています。
「種類」とはiPad ProやiPad miniのような、iPadのモデルを指し、「世代」は種類ごとにバージョンを示しています。
iPadの種類と世代
「種類」と「世代」を見ると、自分が見ているのがどんなiPadがわかるようになります。
「種類」と「世代」について、それぞれ見ていきましょう。
現時点(2023年)で発売中のiPadの種類は大きく分けて以下の4つです。
- iPad
- iPad Pro
- iPad Air
- iPad mini
なんでこんなにいっぱい出ているの?
簡単に言うと、スペックで分けている感じだね
iPadにはたくさんモデルがありますが、これらの違いは、スペックです。
iPhoneに、iPhone 14のような最高の品質で作られた最上位モデルと、iPhone SEのような機能を制限した廉価版があるように、iPadもスペックによって種類分けされています。
「Pro」や「mini」のような言葉がついていない、ただのiPadをスタンダードとして、現在発売中のiPadの種類は大きく以下のように分けられます。
iPadの種類別の考え方
この表はあくまで一般的な考え方であって、発売時期や世代によって金額やスペックは変わります。
例えば、下位モデルの最新版が上位モデル旧タイプよりスペックが高いこともあります。
iPad Proが一番高スペックなんだね。「プロ」ってついているもんね
iPad Proはあらゆる面で最高の品質で作られた、最上位モデルだよ。
お絵かき用途の人だけでなく、動画を作る人たちにも人気。プロのクリエイターに使われているモデルなんだ
iPad Proはクリエイターに関連する以外の部分でも、最高スペックのiPadです。例えば、顔認証やUSB-Cでの充電などの最新機能がいち早く搭載されます。
現状(2023年1月)発売中の最新iPad種類は以下になります。
最新のiPadの種類
- 12.9インチ iPad Pro(第6世代)
- 11インチ iPad Pro(第4世代)
- iPad Air(第5世代)
- iPad(第10世代)
- iPad mini(第6世代)
わかりにく!
最初は戸惑うよね。
でも、世代を「バージョン」と考えたら理解しやすいよ
iPadについている「第○世代」はバージョンと考えるとわかりやすいです。
例えば、2022年発売の12.9インチ iPad Proは第6世代です。
そして、その前のバージョンに当たる2021年発売の12.9インチ iPad Proは第5世代でした。
「世代」はバージョンと考えよう
なるほど。でもさ、iPad Proには何で第6世代と第4世代が混じっているの?
- 12.9インチ iPad Pro(第6世代)
- 11インチ iPad Pro(第4世代)
2023年1月現在、 iPad Proは12.9インチと11インチの2つのサイズを販売中です。
これらは、同じiPad Proですが、別のモデルとして販売されていて、それぞれに世代がついています。
iPad Pro12.9インチと11インチは別モデルとカウントされる
発売日 | iPad Pro 12.9インチ | iPad Pro 11インチ |
2022年 | 第6世代発売 | 第4世代発売 |
2021年 | 第5世代発売 | 第3世代発売 |
2020年 | 第4世代発売 | 第2世代発売 |
2019年 | ||
2018年 | 第3世代発売 | 第1世代発売 |
2017年 | 第2世代発売 | |
2015年 | 第1世代発売 |
このように、iPadには各モデルごとに世代がナンバリングされています。
世代は、同じモデルを比べる時に使う数字。
違うモデルの世代を比べても意味ないってことを覚えておこう
2023年1月現在、発売中のiPad Proは12.9インチと11インチの2種類ですが、過去には違うサイズのiPad Proが発売されていました。
過去発売されたiPad Pro
発売日 | iPad Pro 12.9インチ | iPad Pro 11インチ | iPad Pro 10.5インチ | iPad Pro 9.7インチ |
2021年 | 第5世代 | 第3世代 | ||
2020年 | 第4世代 | 第2世代 | ||
2018年 | 第3世代 | 第1世代 | ||
2017年 | 第2世代 | 第1世代 | ||
2016年 | 第1世代 | |||
2015年 | 第1世代 |
同じiPad Proでも、サイズによって別物として扱われているんだね。
9.7インチと10.5インチのiPad Proは一回発売しただけで終わったんだ
現在は、12,9インチと11インチの2種類のiPad Proが発売中だよ
さて、お待たせしました!
ここから、お絵かき用のiPadを選ぶポイントの話をするよ!
現時点(2023年6月)最新のiPadは次の6種類です。
発売中iPad
- 12.9インチ iPad Pro(第6世代)
- 11インチ iPad Pro(第4世代)
- iPad Air(第5世代)
- iPad(第10世代)
- iPad(第9世代)
- iPad mini(第6世代)
これらの中からどれを選ぶかは、あなたのiPadの使用用途によって違います。
お絵かきに特化して選ぶ場合、見極めポイントは以下の5点です。
- 対応するApple Pencil
- 自分の絵のレベルにあったスペック
- 画面の大きさ
- 価格
- 容量(ストレージ)
- 対応キーボード
これらを総合的に判断して、総合的に自分にあったことを選ぶといいよ!!
iPadでお絵かきするときに必要なのが、Apple Pencilをはじめとしたデジタルペンです。
Apple Pencilは2種類あり、それぞれ対応しているiPadが違うので、間違って対応しないペンを買わないように注意しましょう。新しい方のApple Pencil(第2世代)は、ノーマルのiPadでは使えません!
第2世代の方がより作画に適したモデルになっているので、最新のApple Pencilを使いたい人はiPad Pro、Air、miniを選びましょう
第1世代のApple Pencilは古い機種にも対応しているため、iPadを中古で購入する人の選択肢にも入るでしょう。
ただし、古すぎるiPadには対応していないので、中古のiPadを買う時には、Apple Pencilに対応しているか、きちんと調べるようにしましょう
Apple Pencilのよくある質問
Apple Pencilで選ぶというより、欲しいiPadに合わせてペンシルを選ぶのが良いでしょう。
iPad Proを買いたいなら、2世代のApple Pencilになるし、ノーマルのiPadなら第1世代になる。
pencil先行で考えるというより、総合的に考えるのがいいです。
やっぱり第2世代の方がスペックが高いです。
第2世代のApple Pencilの方がスペックが高く、より繊細な線が書けるのは確かだけど、第2世代が発売される前は、絵描きのプロも第1世代のApple Pencilを使っていたし、決して性能が悪いわけではないよ
でも、やっぱりプロやセミプロレベルの作家は第2世代のApple Pencilを使っている人が多いね。
ペンのヌルサク具合も第2世代の方がパワーアップしてるし、iPadにピタッとくっつく仕様など、使いやすさも抜群なんだ。
第二世代のApple Pencilは、マグネットでiPadにぴたっとくっ付いて充電されます。
対して、第1世代のペンシルは、キャップを外してLightning端子(メス)で充電するので、ちょっと不恰好というか、邪魔と感じる人もいるかもしれません。
第1世代のペンシルを便利に充電するグッズなんかも出ているから、気になる人は探してみよう
Padでお絵かきをするからと言って、必ずApple Pencilを使わないといけないわけではありません。
自分のiPadに対応する市販のデジタルペンを使えば、予算を安く抑えられます。
デジタルペンを選ぶ時に注意して欲しいのは、「筆圧対応」しているかどうかです。
値段が安いペンの中には、筆圧で線の強弱をつけられないペンもあります。そういったペンを選んでしまうと、線の強弱表現ができなくなるので、気をつけるようにしてください。
Amazonにたくさんのデジタルペンが売っているね!
プロやセミプロは一番スペックが高いiPad Proを選ぶ人が多いです。そして次に選ぶ人が多いのがiPad Airです。
iPad ProとAirには、MacBookなどに搭載されているM1チップやM2チップが使われていて、パワフルで快適な駆動が可能です。
iPad Proが最高のチップを搭載してるんだね!
もちろん、M1チップよりもM2チップの方が、CPU、GPU、メモリともにハイスペックなんだけど… 正直、イラスト作成現場ではそこまでのすごい違いは感じないかもしれない。
4Kの超高画質の動画編集や負荷の重いネットゲームみたいな作業じゃなければ、大きな違いは感じないほど、M1チップもパワフルで高性能だよ
高精細なイラストでは、レイヤーをたくさん使って作画します。
スペックが高くないと、その負荷に耐えることが難しくなるので、M1搭載のAir、M2搭載のProとが人気になっています。
ノーマルのiPadとiPad miniに搭載されているA15 Bionicチップはどう?
個人的には、トップレベルのプロでなければ、ノーマルのiPadとiPad miniのA15 Bionicチップでも余裕だと思うよ。
人気お絵かきソフトの「CLIP STUDIO PAINT」は、公式サイトの動作環境ページで以下のように推進しています。
コンピュータ本体・CPU 2GB以上のメモリ必須 4GB以上推奨
6GB以上の空き容量のあるストレージ
ノーマルのiPadとiPad miniでも余裕じゃん
そうなんだよね。
ソフト的には問題ないから、問題は自分がどんなイラストを描くかなんだ
クリスタでイラストを書くとした時、ざっくり分けるとこのような感じです。
たくさんのレイヤーを使って高解像度のイラストを描く・たくさんのページ数の漫画を描く・商業作品などを書くなら……iPad Pro 、iPad Air
標準的なサイズのイラスト・web用の漫画などを書くなら……iPad 、iPad mini
Web用の簡単なイラストなどを描くなら…iOS 12以上が動作するiPad(古いものでもOK!)
ふむふむ。
ブロ作家や、同人誌を出すような同人作家はiPad ProやAirがいいみたいだね
ただし、これはクリスタを使う場合の話です。無料のイラストソフトなど、もっと低スペックでも動作します。
Webイラストや漫画を書くのにオススメのソフトに、アイビスペイント (ibisPaint)というアプリがるよ!
アイビスペイントなら、中古のiPadなんかでも十分動作するよ。
繊細な絵を書く人は、画面が小さいといちいち拡大しないとならないので、面倒です。大きさの差も考えてみましょう。
繊細な絵を描く人や漫画原稿などはやはり画面の大きなiPad Proの12.9インチがおすすめです。
Proの小さい方とAir、普通のiPadの3つの大きさは近いね
なかなかいい値段するよねぇ……
やはり、価格は大事です。どうしても安く抑えたい人は中古のiPadを買うのも一つの手です。(ただし故障などへの対応は自己責任になります)
容量って、iPhoneやスマホを買う時も選ぶよね
うん。
ストレージとは、データを保存する場所のこと。ストレージが大きいとたくさんのデータや容量が重いデータを保存できるよ
高精細なイラストであればあるほど、保存する際に大きな容量が必要です。
ストレージがいっぱいになると、iPadから警告が出て、動作が重くなることもあります。
とは言え、実はイラストは、映像データなどに比べても、そんなに重くないんだ。
それに、クラウドストレージなどを使うことで、少ない容量のiPadでも問題なく使うことができるよ
書いたイラストは、全てiPadに保存しなければいけないわけではありません。
完成したイラストをクラウドストレージに保存したり、パソコンに保存するようにすれば、iPadの容量を節約できます。
容量は購入時に選べる
上の画像のように、ストレージは購入時に選択できるよ。
もちろん、ストレージが大きくなればなるほど、価格も高くなるから、覚えておいてね
用意されているストレージ
iPad Pro(12.9インチ) | 128GB・256GB・512GB・1TB・2TB |
---|---|
iPad Pro(11インチ) | 128GB・256GB・512GB・1TB・2TB |
iPad Air | 64GB・256GB |
iPad | 64GB・256GB |
iPad mini | 64GB・256GB |
各iPadによって、用意されているストレージが違います。
データが重くなる高精細なイラストを書く人のために、iPad Proでは、大きな容量を用意してくれています。
一番小さい容量は64GB。
これでも、Web用のイラストを書く用途なら、問題なく使うことができるよ!
先ほど紹介したクリスタ公式サイトの動作環境ページでも、動作可能スペックに「6GB以上の空き容量のあるストレージ」とあるね。
6GB以上の空き容量があればいいから、完成したイラストはクラウドやパソコンに保存するなどして、容量をあければOKだよ
キーボードはお絵かきに必須ではありませんが、あれば便利です。特に漫画を描く人は、快適に使えるキーボードがあれば、セリフ入力が捗ります。
純正キーボードは、iPadによって対応するものが違います。比較する際にポイントとなるのは、トラックパッドがあるかないか。
トラックパッドがあると、iPadをパソコンのように使えます。
トラックパッドがあると、iPadはもうノートパソコン状態。お絵かき以外に、仕事などでiPadを使う人には特にオススメです。
iPadの純正キーボードは3種類あります。
純正iPad用キーボード
Magic Keyboard | Magic Keyboard Folio | Smart Keyboard Folio |
44,800円(税込)から | 38,800円(税込)から | 27,800円(税込)から |
トラックパッド あり | トラックパッド あり | トラックパッド なし |
ProとAirに対応 (過去モデルも対応機種あり) | iPad(第10世代)のみに対応 | ProとAirに対応(過去モデルも対応機種あり) |
iPad miniは対応する純正のキーボードがありません。欲しい人は市販のBluetoothキーボードを購入しましょう
キーボードについてのよくある質問
もちろん使えます。
非公式のキーボードにもトラックパッド搭載モデルがあるので、自分のiPadに対応しているキーボードケースを探して見るのがオススメです。
AmazonにたくさんのiPad用のキーボードが売っているよ。
iPadのキーボードはカバーと一体化しているものがほとんどなので、違うモデルのものを買ってしまうと、サイズ違いで入らないことがあります。
「種類」と「世代」をよく確認してから買うようにしましょう
他にも、気にする人が多い比較点を以下にQ&Aでまとめました!
よくある質問
AppleCare+とは、Apple社の商品の保証を2年に延長する保険です(通常は1年間保証)
加入するかしないかは自分で選べますが、長くiPadを使うつもりなら入っておくと安心です。
Cellularモデルとは、SIM(別契約)を入れて使えるiPadのモデルです。
通常、iPadはWi-Fiにつなげて使いますが、Cellularモデルを購入すれば、スマホみたいに単体でネットにつなげることができます(ただし、通信用のSIMは別契約する)。
CellularモデルのほうがWi-Fiモデルよりも高いので、特にこだわりがなければ、Wi-Fiモデルをおすすめします。
家にWi-Fiがない人は、Cellularモデルを買うか、Wi-Fiモデルを買ってスマホでテザリングして使うといいでしょう。
カラフルなiPadが欲しい人は2022年新発売のiPad AirもしくはノーマルiPadがおすすめです。
アースカラーで大人っぽい配色のiPad Air
ビビッドで可愛いカラーのiPad
現在発売中のiPadのお絵かきに関連する機能のみを比較した比較表です。価格は執筆時点(2023年1月)のAmazonでの価格です。表は右方向にスクロールできます。
価格 | 発売日 | Apple Pencil | サイズ | ストレージ | Magic Keyboard | おすすめの人 | 販売サイト | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
172,800円から | グレイ・シルバー | 最も大画面!高精細なイラストや漫画を書く人にオススメ! | Amazonで見る 楽天で見る | |||||
124,800円から | 11インチ | グレイ・シルバー | 高精細なイラストや漫画を書く人にオススメ! | Amazonで見る 楽天で見る | ||||
92,800円から | 2022年春 発売 | 10.9インチ | 64GB 256GB | iPad Proと遜色ないスペックが実現!高精細イラストにも対応! | Amazonで見る 楽天で見る | |||
第1世代対応 | 10.9インチ | 64GB 256GB | 4色カラー展開 | 一番安く買いたい人、Web用のイラスト作成や副業レベルの人にオススメ | Amazonで見る 楽天で見る | |||
78,800円から | 2021年発売 | 8.3インチ | 64GB 256GB | グレイ | 小型のiPadが欲しい人にオススメ | Amazonで見る 楽天で見る |
いろんな面から比較して、iPadを選んでね
最新機種を販売サイトで比較
それでは、ここから、レベル別におすすめの買い方を紹介するよ!
ここで紹介する商品の価格は執筆時点のものです。あくまで一例として参考にしてください。
価格は執筆時点のものになります
現行最新機種の中で一番安くお絵かき用のiPadが欲しい人には、
- iPad(第10世代)
- Apple Pencil第1世代
- 非公式のBluetoothキーボード付きカバー
のセットがオススメです。iPad 第10世代は2022年10月に発売された機種です。
iPadは一番安いモデルですが、Webに公開するようなイラスト作成には全く問題ありません。
普通のiPadは値段が安いけど、イラスト作成に充分な機能を兼ね備えているから、趣味レベルの人からセミプロまで、幅広い層の絵描きさんに愛されているよ!
特に、印刷用の高精細なイラストを書かないレベルの人には超おすすめ!
カラーバリエーションが豊富なのも嬉しいよね!可愛い色が多いな〜!
こちらのオススメセットでは、キーボードは非公式のものを使って安く仕上げますが、ペンは公式のApple Pencilを購入しました。
せっかくiPadを買うなら、ペンはApple Pencilを使いたいよね。
カバーは非公式のキーボード付きカバーを購入。イラストに文字を入力することもあるし、キーボードはあった方が便利だよ
イラストを書いてWebで発表するのがメインの私は、これがいいかも!
普通のiPadは、高精細なイラストを書く人には向かないかもしれないけど、一般的なWebイラストなどを書くにはぴったりのiPad。
特にデジタルイラストビギナーはここから始めるのがベターな選択かなと思うよ。様々なニーズに合うiPadなんだ
こちらのセットで紹介したアイテム
「とにかく安く、iPadのお絵描き環境を揃えたい!」そんな人におすすめなのは、現行最新機種ではなく、あえて一つ前の世代を選んで、最安値でお絵描き環境を揃えるセットです。
- iPad(第9世代)
- Apple Pencil第1世代
あえて1つ古い世代のiPadを選んだんだね!それだけでグッと安くなるね!
安く抑えたいから、キーワードやカバーは買わない方針でiPadとペンシルだけのシンプルセットだね
Apple商品は新しいバージョンが出ると、前世代は市場から消えるんだけど、ノーマルのiPadは、1つ前の第9世代もまだ売っているんだ。
iPad 第10世代(最新)と第9世代の比較は次の表の通りだよ
第10世代と第9世代の比較
こう見ると、通信やカメラは第10世代が強いけど、お絵描きに関係あるところはさほど大きな差がないのかも
そうだね。お絵かきに関する点で気になるのは、ディスプレイの大きさになると思う。
第10世代の方がディスプレイ自体が大きいし、画面の縁が小さいから並べて比べると、差を感じると思う。
逆にいうと、並べて比べないと気にならないってことだね!
安価で買える上に、お絵描き機能だけで見たら最新iPadとそこまで変わらない第9世代はお得に買えておすすめだよ。
一つ前のモデルだから、いつまで販売しているかわからない。欲しい人は早めに買おうね!
こちらのセットで紹介したアイテム
おすすめセット③ 【高解像度のイラストを描く、プロ級の絵師の最高スペック環境】 iPad Proセット
高精細なイラストをストレスなく描きたい人や、最高のクリエイト環境が欲しい人には以下のセットをオススメします。
- iPad Pro12.9インチ(第6世代)1TB
- Apple Pencil第2世代
- Magic Keyboard
高スペックで一番サイズも大きい、iPad Pro12.9インチを選び、さらに容量も安心の1TBを選択しました。
その分値段も高くなっているのですが、プロの方はこのスペックを使っている人も多いと思います。
iPad Proなので、Apple Pencilは第2世代です。
キーボードはiPad Pro対応のMagic Keyboardを使えば、iPadをMacBookのように使えます。
こちらのセットで紹介したアイテム
プロの作家さんや、印刷用の高精細なイラストを書く人には、こちらがオススメだね!
2022年3月に発売された、iPad Air(第5世代)は、AirでありながらProと同じApple Pencil2に対応していたり、Magicキーボードに対応していたりと、ほとんどiPad Proと遜色ないスペック。
搭載されているM1チップも、一つ前のProに搭載されていた十分にパワフルなチップです。
お絵かき環境として、iPad Proと並べても遜色ないほどの素晴らしいスペックのiPad Air。
プロ級環境を、コスパよく揃えるセットを考えたよ
- iPad Air(第5世代)256GB
- Apple Pencil 第2世代
- トラックキーボード付き非公式キーボード
iPad AirはMagicキーボードが使えますが、上記でおすすめしたセットではあえて非公式キーボードを選択し、費用を抑えました。
非公式キーボードの中でも、安定感のある有名メーカーのロジクールをチョイス。
プロ並みの環境が、Proの半額くらいの15万円程度で揃うのは、超嬉しいね!!
こちらのセットで紹介したアイテム
最後に、本記事で紹介したアイテムをまとめておきます。
iPad本体
価格 | 発売日 | Apple Pencil | サイズ | ストレージ | Magic Keyboard | おすすめの人 | 販売サイト | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
172,800円から | グレイ・シルバー | 最も大画面!高精細なイラストや漫画を書く人にオススメ! | Amazonで見る 楽天で見る | |||||
124,800円から | 11インチ | グレイ・シルバー | 高精細なイラストや漫画を書く人にオススメ! | Amazonで見る 楽天で見る | ||||
92,800円から | 2022年春 発売 | 10.9インチ | 64GB 256GB | iPad Proと遜色ないスペックが実現!高精細イラストにも対応! | Amazonで見る 楽天で見る | |||
第1世代対応 | 10.9インチ | 64GB 256GB | 4色カラー展開 | 一番安く買いたい人、Web用のイラスト作成や副業レベルの人にオススメ | Amazonで見る 楽天で見る | |||
78,800円から | 2021年発売 | 8.3インチ | 64GB 256GB | グレイ | 小型のiPadが欲しい人にオススメ | Amazonで見る 楽天で見る |
Apple Pencil&キーボード
ここで解説は終わりです!お疲れ様でした〜!
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iPadと一緒に使う便利グッズ
グッズ | 極細交換ペン先 | Apple Pencil 充電ドッグ | Apple Pencil キャップ ホルダー | Apple Pencil用グリップ | お絵描きグローブ | 保護フィルム ペーパーライク | Apple Pencil収納ペン入れ | タイプC拡張ドック |
ポイント | 接地点とのズレを軽減できるので細かい書き込みにも最適 | Apple Pencil第1世代の充電に便利なスタンド | Apple pencil(第一世代)のキャップの紛失防止に | より良い握り心地のためのグリップ | 接触面の摩擦を減らし、スムーズな描画が可能に | まるで紙のような書き心地のフィルム。 | 接着シール式で貼り付けられるペン収納ケース | SDカードやUSBと直接連携できるドック。USB-Cのある機種のみ使用可 |
販売サイト | Amazonで見る | Amazonで見る | Amazonで見る | Amazonで見る | Amazonで見る | Amazonで見る | Amazonで見る | Amazonで見る |
▼もっと詳しく、iPadでお絵描きする際の便利グッズを知りたい方は、こちらの記事がオススメです!
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